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陶芸は奥が深い (作品 神津幸浩氏)
近年、「日本」は世界から注目を集めるようになっている。ひとつは、日本の「アニメ」の世界的な人気である。ジブリの映画やドラゴンボールやポケモンなど世界の多くの国で楽しまれるようになっている。それを広めるきっかけのひとつはは任天堂やソニーなどのテレビゲーム機の世界的な普及であることは争えない事実であろう。。「オタク」の文化も注目されている。アキハバラは、今や外国人観光客の名所のひとつにもなっている。現代芸術家である村上隆のメイド姿の美少女フィギュアや絵画がオークションで数億円の値がつくほどの人気を博したり、ルイ・ヴィトンとのコラボで世界中から注目を浴びたり、また現代画家の奈良美智の少女をモチーフとした絵画が海外のオークションで高値がつくなどなど。そして、世界では漢字ブームであったりもする。格闘技K1の選手が「家族愛」というタトゥを入れていたりする。千利休の詫び寂びへのあこがれ。また、料理でも寿司が世界的な人気になっている。日本のダシの文化が世界へ徐々に広がっている。「うま味」が「UMAMI」という言葉として世界へ広がりつつある。「ニューヨークでもパリでも三つ星を持っているレストランでは、フランス料理でさえ、その隠し味に日本のダシ昆布や鰹節を使っていない店はない」とオテル・ド・ミクニの三國清三シェフから直接伺ったことがある。フランス料理界では、天才シェフ アラン・デュカスがパリの厨房の中で昆布でダシを取り、鰹節の塊を握って削り節器で一生懸命削る姿をテレビで見たことがある。日本料理を作ろうとしているのではない。自分の三つ星レストランで出すフランス料理で使うソースの隠し味のためなのである。ミシュランの日本版が出たこともさらに日本ブームへ拍車をかけたといえるであろう。日本ブームの根源にあるものは、日本人の感性の豊かさや日本の文化や芸術性の高さ、そして技術の素晴らしさであろう。
 さて、ここまで広まってきた日本ブームではあるが、まだまだこれから世界へ紹介されるべきものがある。それが、日本の陶芸であると思う。たしかに、陶芸そのものは世界中に存在するものであるから、日本独特のものではないが、日本の陶芸家が作る陶芸の作品は、日本の文化を代表するものであり、日本の芸術を代表するものである。千利休の茶の湯の世界も陶芸が重要な根幹となっているし、日本食のブームとともに、器、食器として、日本の陶芸が世界に紹介されていく時期がやっと訪れたと思うのだ。日本の陶芸家の心の中には、意識しようとしまいと、はっきりと「日本」が存在するのである。ところが、残念なことに、日本の陶芸家の多くは、工房のある近くの地域だけで活躍する人が、とても多いのである。工房の近くの店や近くで行われる個展などでしか、その作品を見ることも買うこともできない状況があるのだ。大げさにいえば、陶芸家の素晴らしい作品の多くが、多くの人に全く知られていないという現状なのである。そこで、この陶芸家.comは、インターネットを通じて、日本の素晴らしい陶芸と日本の素晴らしい陶芸家を日本全国の人達へそして世界の人達へ紹介していこうと考えているのである。
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世界に誇るべき日本の芸術 (作品 神津幸浩氏)